フィットボクシング始めた

ちょっと前まで全く買う気がなかったニンテンドー Switch。というか、ゲームのハードで最後に買ったのはプレステ 2 というくらい、まともなゲーム機で遊ぶことから遠ざかっていた(スマホで、クラクラならやっている)。

しかしにわかにリングフィットアドベンチャーの体験記事が目に入るようになってきて、ちょうどよく Switch の抽選購入のニュースが入ってきたので、軽い気持ちで応募したら当たってしまった。

レーニングしたいし、子供はあつ森をやりたがっていたし…と背中を押すアイデアばかり浮かんできたのであまり悩まず購入。ソフトは、リングフィットアドベンチャーがなかなか買えないようだったのでフィットボクシングを選んだ。

今のところ 3 週間続いている(2 日のサボり含む)が体重はそれほど変わらない。筋肉は明らかに成長していて、特に三角筋が盛り上がりつつある。

楽しんではいるものの、やりながら少し気になったところを書いておく。

リズム的に不適切な曲がある

Call Me Maybe という曲のリズムが捉えにくい。

この曲はほとんどヒラ歌とサビ?の 2 パターンしかないのだけれど、ヒラ歌の伴奏のリズムが弱すぎて(ついでに音量も小さくて)どこが表拍なのかがわかりにくいのだ。トレーナーの指示も聞かないといけないから、リズムの把握に集中することができない。

サビになるとトラックが賑やかになって分かりやすくなるものの、表拍が強調されるのは最初だけで、あとは裏拍ばかり強調されるフレーズになっている。(何度か聞いてわかったが、このフレーズはヒラ歌でもリフとして使われている。)曲を知っていればある程度は苦労しなかったのかもしれないが、表拍がなかなか捉えられなくてストレスがたまった。

根本的にこの曲はこういう用途に合わないと個人的に思う。少なくとも最適といえる部類ではないだろう。せめて、ヒラ歌でリズムを強調するようなアレンジを加えてくれたらよかった。

声優の声がリズムに合わない

インストラクター役の、特にエヴァンの掛け声がリズムに合わない。

「せーの」という掛け声はリズムに合っていないと掛け声の役割を果たさないわけだけど、これがどうも曲と合わない。

「せーの」は 2 拍で、これ自体がテンポを持ってしまう。これが曲のテンポに合っていなくて、声に合わせて動くと曲と合わず、判定も悪くなる。プレーの補助になるどころか、有害になってしまっている。

テンポが一致しないならしないで、せめて「の」をビートに合わせるべきだろう。しかし、おそらく音声ファイルの再生開始位置をビートに合わせていると推測できる。だから「の」がズレて、その分、動作もズレる。

他のトレーナーは、どんな曲&テンポでも大きな違和感がないような「せーの」を録音しているようなのだけど、エヴァンはズレが大きい。

リズムに合わせて声の再生スピードを変えるようにするか、それが無理なら「の」をビートに合わせる、あるいは 2 拍の「せーの」ではなく 1 拍の「はい」などにしたら無難だと思う。

「せーの」以外も、言葉のどこをビートに合わせるかという追い込みが十分でないようだ。

今日はこの 2 点の組み合わせ、つまり Call Me Maybe で「せーの」が出てきたので、全くうまくいかず悔しい思いをした。

 

慣れたらなんとも思わないかもしれないが、とりあえずエヴァンはさようなら。

明日もがんばろう。